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ふりかえるなんてキライなオレだが、仲間のためならしかたがないさ。
ハウリン・ウルフのナンバーをバンド名にした・・・
あの連中の事を話そう。 クラブ・チッタ、インク・スズエ、
何よりも新宿ジャム。そして毎週のようにあったパーティーで
オレたちはどれぐらい R&B をやったのか? あきれるようなスーツや
スクーターの奴等を相手にして・・・。
『モッズ』についてはマナブ D が語ればいい。
とにかく、オレはザ・ヘアをスタートさせていて
『踊る十代の祭典』でギターやアンプを破壊していた。
音楽的にもタフなグループがいくつか出てきて、そんな中にバックドアメンもいた。
やはりヘヴィーな R&B ばかりを好んで演奏していた。
ヴォーカルの神山君は、黒っぽいフィーリングが抜群だった。
青芝君のギタープレイは正確で丁寧だった。
八坂君とやっさんのリズムセクションも強力だった。
彼等の存在はザ・ヘアにとって『嬉しい脅威』だった。
ガレーヂ・パンクにしては上手すぎたし、モッズ・バンドにしてはどこか汚すぎた。
夕暮れ時のコウモリの如く・・・うつろ。
だけど、どうだってよかったさ。奴等は奴等だった。
なぜゆえ B 級なのか?
成り上がろうとはおもわなかったのか?
そう!誰も考えはしなかった。
それゆえ、奴等は『バックドアメン』だったのだから・・・。
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